[10月の課題]
〜「魔の11分間」の怖さ〜
航空業界に「クリティカル(危険な)・イレブン・ミニッツ」という言葉がある。
離陸後の3分と着陸に際しての8分、それらを合わせた11分間に、旅客機の事故は
多いという。「魔の11分間」の怖さである。 (産経抄 2024/1/4)
高名の木登りという男が、高い木の梢を切らせた時に、危なく見えた時は何も言わ
ず、軒の高さまで降りた時に、「気をつけて降りろ」と言葉をかけた。登っている時
は本人が注意しているが、間違いは容易なところで起きる。
蹴鞠も、難しいところを蹴り出した後に、簡単だと思っていると必ず落ちる。 (
『徒然草』 「高名の木登り」)
我々も階段を上がっている時に、最後の一段でつまずいたり、下りる時に、最後の
一段で足を踏み外すことがよくある。
「終りよければすべてよし」(All is well that ends well.)である。
それでは、例によって上記の中から出題します。
■2025年10月(No.171)
題:「のぼる」 (進 選)
題:「足」(手足の足) (あせび 選)
題:「危険」 (一心 選)
題:「容易」(たやすいこと) (航太郎 選)
(各題2句出し)
◎今月の締切:10月24日(金)正午必着
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